むくみについて
むくみの原因(1)
むくみの原因(2)
むくみの原因(3)
今回は四つ目の原因として【塩分の摂りすぎ】によるむくみのお話をしようと思います。
まず塩の役割ですが、
1.細胞内外の体液の圧力の調整
2.神経筋伝達のサポート
3.食欲や味覚の正常化
となっており人が生きていく上で必要な物質であるといえます。
このことを踏まえていくと
塩を取らなかった時の影響
1.神経筋伝達がうまくいかず足がつったりなどの体調不良を引き起こす
2.新陳代謝の低下
3.熱中症にかかりやすくなる
4.食欲低下
塩分を取りすぎた時の影響
1.ナトリウム濃度が高くなり血液量が増え血圧が上昇する
2.体内水分量のバランスが崩れむくみやすくなる
3.脳内血管の膨張を引き起こし頭痛に繋がる
となります。
本題に戻りますが、
塩分を摂りすぎると塩分濃度を一定に保とうとし、それを薄めるために必要以上の水分を溜め込みやすくなり
その結果むくみを発症しやすくなります。
食塩を摂り過ぎを抑えるには、
ナトリウムを体外に尿として排泄させる役割のあるカリウムという栄養素が役に立ちます。
カリウムの多い食物は
バナナ、アボカド、アーモンド、納豆、里芋、ほうれん草、小松菜に多く含まれます。
注意点として、カリウムを摂取しすぎると手指や唇のしびれ、倦怠感、不整脈などの症状も現れやすくなります。
※食事摂取基準上では、18歳以上男性2500mg/日 女性2000mg/日とされています。