こんにちは!體整骨院のドジマです。
むくみの原因についてお話したいと思います。
一つ目は筋力不足によるむくみ
二つ目はたんぱく質の摂取不足によるむくみについてお話ししました。
今回は三つ目の『内臓疾患による』むくみについてです。
内臓疾患によるむくみは主に 心臓・肝臓・腎臓の疾患によるむくみの症状が多いです。
その中でも代表的なものをあげておきます。
1.心不全
心不全というのは、心臓がポンプの役割を正常に果たせなくなった状態をいいます。心臓が血液を送るときの圧力が弱くなると、心臓から遠い脚では血行が悪くなり、その結果、脚のむくみなどの症状を起こします。
2.肝硬変
肝硬変になると血液が肝臓に流入しづらくなり、血液の流れが悪くなります。それにより血液の成分が血管外へ染みだしてきます。また、肝臓は血液中を流れるタンパク質を作っていますが、肝機能が低下するとそのタンパク質も減少します。血液の成分の割合が変化し、血液の成分が血管外へ染み出しお腹や手足に水分が溜まります。
3.ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群は、尿からたんぱくが大量に漏れ出してしまうために、血液中のたんぱく質が少なくなってしまう病気です。血液中のたんぱく質が少なくなると浸透圧が低くなるため、血中から細胞と細胞の間に水分が移動して、むくみが起こります。
4.急性糸球体腎炎
急性糸球体腎炎では腎臓が炎症を起こし、尿を作る能力が低下します。これにより余分な水分が排泄されず、身体が水分過多になってむくみが起こります。
その他にも下肢静脈瘤、癌、甲状腺機能低下症、腎不全などがあります。
症状がひどかったり、健康診断結果が悪かったり、長くむくみが収まらない時は、医師による診断をオススメします。