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博多院
2022/08/02
有酸素運動と無酸素運動の違い
おはようございます。
カラダ整骨院スタッフのドジマです。
有酸素運動と無酸素運動の違いをご存知ですか?
今回は有酸素運動と無酸素運動の特徴や効果について解説します。
1.有酸素運動
糖や脂肪が酸素と一緒になって使われる
運動の事をいいます。
また、ブドウ糖やアミノ酸(たんぱく質)もエネルギーとして利用されます(後述)。
代表的な運動はウォーキング、サイクリング、ヨガなどです。
ダイエットするにあたり体の脂肪を取り除くには長時間の有酸素運動がよいと聞いたことがあるかと思いますが、体脂肪を取り除かれると同時に筋肉量も取り除かれてしまいます。
これは糖質のエネルギーがなくなると、脂質を分解してエネルギーを生み出します。そのタイミングで筋肉(アミノ酸=たんぱく質)を分解しエネルギーとして利用しますので、結果として筋肉量も減ってしまうというリスクが伴います。大きく体重を落としたい時には有効です。
筋肉量を極力維持しながら有酸素運動を行いたい場合、1時間以上の運動はさけ、運動前にたんぱく質を摂取することをオススメします。
有酸素運動は脂肪の減少の他、高血圧、高血糖、動脈硬化の予防や持久力向上があげられます。
2.無酸素運動
筋肉を動かすためのエネルギーを、酸素を使わずに作り出すことからこのように呼ばれています。エネルギーの発生に酸素を必要とせず、糖をエネルギー源として利用します。
代表的な運動は短距離走、ウエイトリフティング、投てき競技などです。
基礎代謝をあげたい、筋肉を大きくしたい、力をつけたい時には無酸素運動が有効です。
3.エネルギーの使われ方
運動開始から20分までのエネルギー源が糖質のみ、それ以降は脂肪のみというように、はっきり分けられているわけではないのです(右図)。運動開始直後でも脂肪は使われますし、20分以上の運動でも糖質は使われます(左図)。
4.運動の強さと効果
体にかかる負荷が強ければ強いほど、無酸素性が主体の運動となりますし、負荷が軽いほど有酸素性運動が優先されます。
最後に状況や目的にに応じて運動の強さを変えてみてください。
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